2024年度に予定されていた公式戦は先日の新人選手権の敗退ですべて終了となりました。
トーナメント・リーグともに自分たちが望んだ結果は得られませんでしたが、今年は多くの選手が大学や専門学校から声をかけていただいたり、この先も挑戦し続けるステージを与えてくださりました。また、そこへチャレンジする選手が10名以上出てきてくれたことは大変うれしく思います。
今年特に考えさせられたこと。それはサッカーの魅力とは何かということです。
今年の選手は選手としても人間としても特徴ある人間が多く、それを最大限出してくれました。自然と会話、いや言い争い、主張のぶつかり合いがグラウンドで当たり前に起きました。2年前も多少この現象はありました。サッカーでは当たり前の状況なのですが、学校教育の中の部活動ではこれは、難しいことなのだと最近思っています。なぜなら教室で求めらっれる姿勢とは真逆のことをしなければならないのですから。感情を爆発させながら課題を解決させるために意見をぶつけ合う。これがサッカーで一番面白い部分なのかなと私は思っています。最近の選手たちは落ち着いた状況でプレゼンや話し合いをすることは我々の年代より優れていますがこの感情を表に出すということが苦手な子が多いような気がします。
今年の3年生はキャプテンをはじめ、こういったことが素でできる子が多かった。だから魅力的な集団になったのかなと思います。
新チームはとても静か。 新人選手権は『情熱』というキーワードで挑みました。まだまだ、足りない情熱。
4月からリーグ戦、総体予選と次々に試合が始まります。
どれだけ人として魅力を皆さんに伝えられるようになれるか。抽象的な目標ですがぜひグラウンドへ足を運んで選手の成長を見に来ていただければと思います。
また、卒業して次のステージに挑む部員たちの成長も気にしていただけると幸いです。
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